2015年4月26日日曜日

●● 転職前はこれを読め!『エンゼルバンク』

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┃◆2015.4.26 ┃ vol.248 転職前はこれを読め!『エンゼルバンク』
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〔1〕 今週のニュース・面白い記事

〔2〕 転職する前にこれを読め!『エンゼルバンク』

〔3〕 編集後記

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〔1〕 今週のニュース・面白い記事
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1、【千手観音ボール】動画
   須藤元気率いる『WORLD ORDER』が始球式で大好投

http://goo.gl/Guf1Uz



須藤元気は格闘技時代からのファンだったので、
いまも応援してます(^^)/。

一味変わった始球式、こんなのもいいですね~!


2、【悲報】若者のPC離れでキーボード打てず
  「フリック入力」対応していることが判明!

http://goo.gl/X5s4tF

これ、今年の新卒とかだと如実にそうなんですよね。。

いずれキーボードは無くなるかも??
とリアルに連想してしまいます。

世の中は変わっていきますね。


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〔2〕 転職前はこれを読め!『エンゼルバンク』
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今回から複数回に渡って紹介する超オススメのマンガ、
『エンゼルバンク』は、こんなシーンから始まります。

主人公の女性が、以前お世話になった経営者に
転職の相談で訪ねた時…、

「いま年いくつ?正直に」

「知ってるでしょ。32よ…。」

「女、独身、高校教師、32歳。
 なるほどな。転職はやめとけ。今のまま教師続けろ。
 これで転職したら、不幸のどん底に叩きつけられるぞ」


この言葉に怒った主人公が食ってかかると、
その理由を「日本の社会システム」から説明してくれます。

また同時に、私もよくよく感じる、
転職者の“勘違い願望”についても厳しく
言及していきます。

「自分らしく働ける場所…、
 新しい自分探し…、人生リセット…、

 三流女性雑誌の見出しに踊らされて
 足元フラツいているだけだ。転職なんて
 考えずに、地道に教師続けとけ」

これらは全て「転職をして新しい道を切り開きたい」と
考えている方にとっては、耳が痛い現実でしょう。

この『エンゼルバンク』は、
主に「転職」や「仕事」、そして「日本」について、

我々が謝った認識をしている「常識」や、
見ないフリをしてきた「現実」を、

とてもわかりやすく描いてくれる、
超!オススメのマンガなのです。

◎エンゼルバンク(全14巻)

第1巻
http://www.amazon.co.jp/dp/4063726614



私がこのマンガを知ったキッカケは、
とある後輩の一言から。

「浅羽さんが絶対に好きなマンガがありますよ!」

「転職とか、仕事についてすごく率直に現実を
 表現しているマンガなんです」

という言葉で紹介されて、私が買わないわけがありません(汗)。

その日に全14巻を大人買いして、
届き次第読み始めたら…、

ものの見事にハマってしまいましたm(_ _)m。。

このマンガの作者は、以前ドラマ化もされて
人気作となった「ドラゴン桜」と同じ三田紀房さん。

エンゼルバンクは「ドラゴン桜」の続編にも
なっているので、受験で活躍したキャラクターが
次は社会という荒波に揉まれていきます。

会社に入り、仕儀とをして、悩み、苦しみながら

仕事・社会とどう関わっていくのか?
転職するとはどういうことなのか?
稼ぐとはどういうことなのか?

を作者の三田さんの考え・主張もおりませながら、
遠慮なく描いていきます。

特に序盤で感銘を受けたのは、1巻にあった
「転職とは人生のチューニングである」という言葉です。


少しその場面を抜粋すると…、

「よく人は転職をリセットだと思ってる。
 転職すれば生まれ変われてそれまでの悩みが解消し
 すべてがうまくいくと…」

「ところがそんなことはありえない。
 人はどんな仕事でも必ず何かしらの我慢をしなくては
 ならないんだ」

「早い話、給料も労働時間も将来性もやりがいも
 すべて満足できる仕事なんてこの世にはひとつも
 ないということだ」

(中略)

「要は自分が何にストレスを感じるか…だ」

「給料、労働時間、職場環境、やりがい…
 何を我慢できて、何が我慢できないか。
 それを自分で把握するんだ」

「ストレスを減らすように調節できると転職はうまくいく。
 すべてイチからやりなおせると期待したら転職は
 必ず失敗する」

この言葉、自分自身も2回転職をして、
いまは毎日のように中途面接をしている自分には
かなり納得感が高かったです(笑)。

いまの世の中、企業は自分が儲けるために、
お客様や求職者に対して「耳触りのいい言葉」しか
使いません。

しかし本当に必要なのは、「社会の現実」を
客観的に知って、自分の現状を正しく把握すること。

そのために、正論をズバッと書いてくれている
このマンガは貴重といえるでしょう。

今後何回かに渡って、このマンガを読んで心に響いた
シーンや言葉を紹介しようと思いますが、

・転職を考えている人
・企業を考えている人
・人材系の企業で働く人
・スキルアップや長期のキャリアを考えている人
・自分や日本の未来に不安がある他人

はぜひ読んで頂ければと思います。

久々に、ここまでオススメ出来るマンガに出会いました。
ぜひ来週以降もお楽しみに!!


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〔3〕 編集後記
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昨日は仕事が人事になったこともあり、
最初に就職した会社の同期が運営している
学生の就活イベントに参加してきました。

◎Good Job
https://www.facebook.com/goodjob2016

学生が就職活動で悩んでいることを聴いてきたのですが、

自分の就活の時(10年前)も同じようなことで
悩んでいたなぁ、、と懐かしくなりました。

ただ、仕事を選ぶ上での悩みは10年間変わっていないと
思うと、そろそろ新しいやり方が出てもいい気がします。

仕事と人のマッチングは奥深く、
悩みが深いですね(>_<)。。。

採用に携わるのであれば、自分なりの答えを
見つけるべくがんばりたいと思います(^^)/。

それでは、今回は以上になります。

今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

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