2013年3月3日日曜日

●● 罪を背負った男の生き様 『レ・ミゼラブル』

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┃◆2013.3.2┃ vol.137 罪を背負った男の生き様 『レ・ミゼラブル』
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みなさん

こんばんは。

今日は、久しぶりに映画館で泣きました。。

やっぱり先入観は怖いですね。

私はこの映画を観るまでは、
「ミュージカルはあんまり好きじゃない・・・」
と思っていました。

しかし今日、
その考えは間違っていたと証明されました。

まだこの映画を観ていない人は、
ぜひ映画館に行って下さい!


私はミュージカルという分野に関して、

「なんでセリフを歌にする必要があるの?
 普通に喋ってくれればいいんだけど・・・。」

というヒネくれた見方をしていました(汗)。

実際にこの映画もミュージカルということが
原因で、観るのを避けていました。

しかし、あまりにも評判がいいことと、
後輩からのタイミングのいい誘いもあって、
ついに本日観てきました。

結果としては、、


泣けました。


1人の男の生き様に、惚れました。


まだ観ていない人は、ぜひ映画館に行って下さい。

◎ レ・ミゼラブル
http://www.lesmiserables-movie.jp/


知らない方のために、少しだけ物語を解説すると、

19年の服役後、仮釈放となったジャン・バルジャン。

彼は宿を借りた司教の家の銀器を盗むが、
司教は彼を許し、バルジャンは実も心も
生まれ変わることを決意する。

そして8年後、彼は市長にまでなっていた。

バルジャンはファンテーヌという娼婦と知りあい、
彼女の娘・コゼットを里親から取り戻すと約束をする。

しかしある刑事の出現をきっかけに、彼の過去が
暴かれることとなり、彼は自分の正体を告白し、
コゼットを連れて逃亡する…。

▼右が主人公のバルジャン(ヒュー・ジャックマン)。左がコゼットです。

▼私の大好きなアン・ハサウェイも出演しています。

▼混迷の時代に革命を起こすべく、学生が立ち上がります。

これからも観に行く人もいるかと思うので、
物語はあまり詳しく触れませんが、、

この映画の秀逸なところは、
人が抱えている「後ろめたさ・罪悪感」を
うまく描いているところです。

「なぜあの時、あんなことをしてしまったのだろう?」
「過ちを犯した自分が、幸せになっていいんだろうか?」

という感情は、その大小はあるとしても、
誰もが持っているでしょう。

レ・ミゼラブルの主人公は、一度盗みを働いて
服役していたこともあり、常に過去の罪が
自分の人生と娘につきまといます。

自分の過去を思い返す度に、
「もう同じ過ちは2度としない」と決心しながらも、
立ちはだかる壁の前に心は揺れます。

自分が苦労して築き上げたきた功績や、
最も大切な人を失う結果と隣り合わせの状況で、
正しい決断をするには大きな勇気が必要です。

それでも、娘をひたすら愛し、人を許し続けながら
自分の道を歩む主人公の姿には、多くの人が
心を打たれるでしょう。

ミュージカルという表現手法の良し悪しは置いておいて(笑)、

この映画には、人の感情を揺さぶる迫力と、
悲運にあえぐ人間に勇気を与える力があります。

とくに・・・、

苦しみながらも正しい選択をした結果として
訪れるラストシーンは、涙なしには観れませんでした。

滅多に泣かない私ですら涙を流したので、
きっと多くの人が泣けると思います!

この素敵な映画を、ぜひ観に行って下さい。


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ネットの発達と共に社会が変わり、
人の出会いも変わってきています。

そんな中、1つの出会いが人生を大きく変えた
事例が反響を呼んでいるようです。

◎アメリカ人青年の「人生を変える出会い」にほっこり
http://rocketnews24.com/2013/03/03/299405/

これだけネットが広まると、
社会一般で言われる「人を巻き込む力」よりも、

「人に応援される力」が大事ではないか?
と感じます。

これからの人生で、自分にどんな出会いが
待っているのか・・・?

楽しみにしながら、日々を過ごしたいと思います(^^)/。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

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